2011年10月28日金曜日

横浜トリエンナーレ2011



先日、地元横浜の横浜トリエンナーレ2011に行ってまいりました。
実は地元なのに横浜美術館に入るのは初めてでした。


横浜トリエンナーレについて解説させて頂くと、
2001年から始まり、
あの時のメイン会場は確かパシフィコ横浜でした。
個人的なエピソードを言わせて頂くと
当時、専門学生だった僕は
そこで会田誠を始め新進気鋭の
現代アーティストの作品と出合い、
大変衝撃を受けた事を今でも思い出します。

第2回が2005年に行われましたが、
この時は難解なインスタレ―ションばかりで
個人的には大変期待外れでした。。
まだ付き合って初々しかったころの妻と共に
大層ガッカリしたこともよく覚えています。

その印象のまま2008年の開催はスルー(笑)をさせて頂きましたが、
今回のトリエンナーレは大変評判いいとの事で、
友人と共にブラブラと参加致しました。


入口ではかわいいクリーチャーがお出迎え。
この像は12ヶ月分に振り分けられ、入口に12体も並んでいます。
これが僕の生まれ月の2月さん。

今回も現代アート特有の沢山の難解な
インスタレ―ションはまだまだ健在でしたが、
それをしっかりカバーする程の素晴らしい絵画も沢山あり、

個人的にはマグリットの作品や石田徹也さんや池田学さんの作品が
生で見られたのは大満足でした。

今回初めて知った画家の中では薄久保香さんの作品は
とっても素晴らしく、衝撃を受けました。本当に良かったです。
頑張って名前にリンクを付けみました。


絵ではないですが撮影ができた中で好きな物を2点。

美川憲一の衣裳の様なスパンコールよろしくな作品ですが、
こちらは寄ってみると実は1つ1つがただの画鋲なんです。

画像はモアレを起こしちゃってますが
実際に見ると本当に美しい作品でした。
こういうアイデアにやられた―と思いますね。

もう一つ、

こちらは粘土っぽいカバの像。
部屋全体を包む粘土臭ととにかく存在感が凄かったです。

と、とってもバリエーション豊かでゆっくりと歩きながら
様々なアートに浸ることができました。
お陰様で今回は大変満足させて頂きました。

ご興味のある方はみなとみらい観光と併せて
お越しになってみてはいかがでしょうか??
会期は11/6までです。

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